

2歳は動きたいざかりのいたずらざかり。しかもイヤイヤ期というまさに最強の時期。向かうところ敵なし。ラオウ。そんな2歳にイライラしない親御さんはマジで菩薩か何かです。

ついついそんな時期の子供に大きい声で怒鳴っちゃって「しまった…」となる親御さんもいるのでは?そんな、つい怒りすぎちゃったときのために読む記事になってます。是非参考にしてみてください!
1. 2歳児の叱り方に悩むパパママへ

1-1. 「また怒りすぎてしまった…」と後悔していませんか?
2歳児のイヤイヤ期、つい感情的に怒ってしまうこと、ありますよね。怒った直後に「やりすぎたかも…」と後悔することも。子どもが泣いたり、怯えたりすると、余計に罪悪感が募ります。
でも、同じ経験をしている親はたくさんいます。2歳児は思い通りにいかないことが増え、親もストレスが溜まりがち。大切なのは、「どう叱れば伝わるか」を知ることです。怒らずに伝える方法を学び、少しずつ実践していきましょう。
1-2. 2歳児はなぜ言うことを聞かないのか?発達の特徴を理解しよう
2歳児は「自分でやりたい!」という気持ちが強くなります。でも、まだ言葉の理解力や自己コントロールが未熟。そのため、親の言葉をすぐには受け入れられません。
また、「ダメ」と言われると反発したくなるのもこの時期の特徴。まだ理性よりも本能で動くことが多いため、すぐに納得するのは難しいのです。「わざと反抗しているわけじゃない」と理解すると、気持ちが少し楽になりますよ。
1-3. 2歳児に「言葉で伝える」のは本当に効果があるの?
「ちゃんと説明すれば分かるはず」と思いがちですが、2歳児には長い話は伝わりにくいことも確か。指示は短く、シンプルにするのがコツです。「おもちゃ片付けてね」など、わかりやすい言葉を使いましょう。
また、言葉だけでなくジェスチャーを交えるのも効果的です。「ここに入れようね」と片付ける動作を見せる、「手をつなごうね」と実際に手を差し出す。視覚的に伝えることで、理解しやすくなりますよ。
2. 2歳児への適切な叱り方とは?

2-1. 怒ると叱るの違いを知る
「怒る」と「叱る」は違います。怒るのは、親の感情が爆発すること。叱るのは、子どもにルールを教えることです。例えば、「危ないでしょ!」と感情的に怒鳴るのは「怒る」。一方で、「ここは危ないからやめようね」と落ち着いて伝えるのが「叱る」です。
子どもは、怒られると萎縮してしまいます。でも、冷静に叱れば、「何がいけなかったのか」を学ぶことができます。「怒る」よりも「伝える」を意識すると、子どもも理解しやすくなりますよ。
2-2. 叱るときの基本ルール
2歳児に長い説明は通じません。「ダメ!」だけではなく、「手をつなごうね」など具体的に伝えましょう。短く、シンプルな言葉が効果的です。
また、冷静に伝えることも大切。感情的に怒鳴くと、子どもは「怖い」と思うだけで、何がいけなかったのか分かりません。声のトーンを落ち着かせ、子どもの目を見て伝えると、より効果的に伝わりますよ。
2-3. 2歳児が理解しやすい叱り方のポイント
叱るときは、子どもの目線に合わせると伝わりやすくなります。立ったまま怒るのではなく、しゃがんで同じ高さで話すのがポイントです。また、表情やジェスチャーも大切。優しい口調でも、真剣な表情なら「これは大事なことなんだ」と伝わります。
そして、「どうしてダメなのか」を簡単に伝えること。「おもちゃを投げたら危ないよ」「お友達が痛いよ」など、具体的に説明すると理解しやすくなります。言葉だけでなく、実際の行動を見せながら伝えると、より効果的ですよ。
2-4. どんな時に叱るべき?叱らなくてもいいケースもある
なんでもかんでも叱る必要はありません。危険なことや、人を傷つける行為はしっかり叱るべきですが、すべてに口を出すと子どもも混乱してしまいます。「服を自分で着たがる」「ご飯をこぼす」など、成長過程の行動は見守る姿勢も大切です。
また、「これは本当に叱るべき?」と、一度考える習慣をつけるのもおすすめです。叱るべきことと、そうでないことを見極めることで、子どもも落ち着いて行動できるようになりますよ。

でも正直いうと、これら全部を感情をコントロールしてやることなんてまず無理ですよね…
3. 感情に任せて怒りすぎてしまう理由とは?

3-1. 親のストレスが爆発してしまうメカニズム
2歳児のイヤイヤが続くと、親もイライラが募りますよね。寝不足、家事、仕事…毎日やることが多すぎて、心に余裕がなくなると、ちょっとしたことで爆発しがちです。
特に、思い通りにいかない場面が続くと、「なんでこんなに言うことを聞かないの!」と感情的になってしまうことも。でも、それは決して親のせいではなく、環境や疲れが影響しているんです。自分を責めるより、「今、余裕がないんだな」と気づくことが大切です。
3-2. 「つい怒ってしまう」自分を責めないで
怒ったあと、「またやってしまった…」と落ち込むこと、ありますよね。でも、完璧な親なんていません。大切なのは、怒ったことを後悔するのではなく、「次はどうするか」を考えることです。
「さっきは怒りすぎたな」と思ったら、子どもに「ママもイライラしちゃった、ごめんね」と素直に伝えればOK。親も人間なので、イライラすることはあります。大切なのは、怒ったあとのフォローと、次に冷静になれる方法を考えることです。
3-3. 怒りのパターンを知って事前に対策しよう
毎回同じ場面でイライラしていませんか? 例えば、「ご飯の時間に遊び出す」「お風呂を嫌がる」「片付けをしない」など、怒るパターンが決まっていることが多いです。
まずは、自分がどんなときに怒りやすいのかを把握することが大切です。そして、「この場面になったら、こう対処しよう」とあらかじめ決めておくと、イライラが減ります。例えば、「お風呂前に好きな歌を歌う」など、怒る前にできる工夫を考えておくのがおすすめです。
4. 怒りすぎてしまったときのフォロー方法

4-1. 怒りすぎた後、子どもにどう接するべき?
怒りすぎたあと、子どもがしょんぼりしていると罪悪感が湧きますよね。でも、落ち込むよりも「どうフォローするか」が大事です。
まずは、子どもに安心感を与えましょう。抱きしめたり、優しく名前を呼んだりするだけでもOK。大好きな気持ちは変わらないことを伝えることが大切です。そして、子どもが落ち着いたら、「さっきは怒りすぎちゃったね」と話しかけてみましょう。親が歩み寄ることで、子どもも安心してくれます。
4-2. 「ごめんね」の伝え方と、親子の信頼関係を修復する方法
親が怒りすぎたとき、「ごめんね」をどう伝えればいいのか悩みますよね。ただ謝るだけではなく、理由も一緒に伝えるのがポイントです。
例えば、「危なかったから、大きな声を出しちゃった。ごめんね」と説明すると、子どもも納得しやすくなります。また、「でも、大事なことだから伝えたんだよ」とフォローすると、叱られた理由を理解しやすくなります。謝ることで親子の信頼関係も回復しやすくなりますよ。
4-3. 叱りすぎが続くとどうなる?子どもへの影響
叱ることが多くなると、子どもは「怒られるのが怖いから言うことを聞く」ようになりがちです。でも、それでは自発的な行動が減ってしまいます。
また、叱られ続けると、親の顔色をうかがうようになることも。子どもの成長には「失敗して学ぶ」ことが大切なので、何でも叱らず、見守ることも意識してみましょう。怒る回数を減らすだけでも、子どもの安心感は大きく変わりますよ。
5. 叱りすぎを防ぐためにできること

5-1. 親のストレスを減らす環境づくり
親のイライラがたまると、つい叱りすぎてしまいますよね。ストレスを減らすためには、まず「完璧を求めない」ことが大切です。
家事も育児も「できる範囲でOK」と考えるだけで、気持ちが楽になります。また、1日の中で少しでもリラックスできる時間を作ることも大事。好きな飲み物を飲む、深呼吸するなど、簡単なことでOKです。育児は長期戦なので、親も無理しすぎないことが大切ですよ。
5-2. 感情的にならないための習慣
感情が爆発する前に、気持ちを落ち着ける習慣を作っておくと楽になります。例えば、「イラッとしたら3秒深呼吸」や「怒りそうな場面を事前に予測する」ことが効果的です。
また、子どもがイヤイヤし始めたら、一度その場を離れるのもアリ。気持ちをリセットすることで、冷静に対応しやすくなります。怒る前に「ちょっと待って」と考える時間を作るだけで、叱る回数はグッと減りますよ。
5-3. 「叱る前」に試したい!代替コミュニケーション
叱る前に、子どもへの伝え方を工夫すると、そもそも叱る場面が減ることもあります。「ダメ!」と言う代わりに、「こうしようね」と伝えるだけでも、子どもの反応が変わることが多いです。
例えば、手を洗いたがらないときは「一緒に泡で遊ぼう!」と誘う、おもちゃを片付けないときは「どっちが早く片付けられるか競争しよう!」と言うなど、楽しさを交えるのも効果的。言い方ひとつで、子どもが素直に動いてくれることもありますよ。
6. まとめ

2歳児のイヤイヤ期は、成長の一環。でも、親にとっては大変な時期ですよね。つい怒りすぎてしまうこともあるけれど、大事なのは「上手に叱ること」と「フォローすること」です。
叱るときは、短く・冷静に・わかりやすく。怒るのではなく、「伝える」ことを意識すると、子どもも理解しやすくなります。そして、怒りすぎたときは「ごめんね」と伝えつつ、しっかりフォローすれば大丈夫!
また、叱る場面を減らすために、親のストレスを軽減したり、叱る前の伝え方を工夫するのも効果的です。完璧を求めすぎず、親も子どもも楽に過ごせる方法を見つけていきましょう!