1. はじめに:赤ちゃんを叱るって必要なの?
先日晩ごはんを作ってる時に息子が脚の周りをウロウロしてて、構ってアピールしてきたんですよ。そんで、頭撫でつつ「あとちょっとでご飯できるよー」つってたら、魚焼きグリルを息子が引っ張って落としちゃったの。僕の足の甲に。
「あぁ痛ぇ!!」とつい大きい声出したら、息子びっくりして泣いちゃった…全然怒ってないよとーちゃん。とんでもない痣できてたけど。
てなわけでそれに関連しまして…赤ちゃんの行動に困ったとき「叱るべきなの?」と悩むパパママは多いと思います。とくに大きな声で叱ることが赤ちゃんにとってどう影響するのか、不安になることもあるはずです。でも、赤ちゃんの時期には「叱る」よりも、成長に寄り添った「伝える」方法が求められます。この記事では、大きな声で叱ることの影響や、赤ちゃんへの効果的なしつけのポイントについて分かりやすく解説します!
1-1. 赤ちゃんに「叱る」はどこまで効果があるの?
赤ちゃんはまだ言葉の意味を完全には理解できません。そのため、「叱る」ことが直接的に行動を改めさせる効果はあまり期待できないと言われています。それよりも、赤ちゃんが何を考えてその行動をしているのかを理解し、その理由に合わせて対応することが大切です。例えば、物を投げたり叩いたりする行動は、単に「これ何だろう?」という好奇心からくるものです。
1-2. 赤ちゃんの行動の背景を知ることが大切
赤ちゃんの行動は、ほとんどが成長過程で起こる自然なこと。例えば、食べ物を投げるのも「手を動かして物がどうなるか知りたい」という学びの一環のようです。こうした行動には叱るのではなく、「それは違うよ」とやんわり教えることで、赤ちゃんにとってポジティブな経験になります。行動の背景を理解すると、叱る必要が減り、親子の絆が深まります。
2. 赤ちゃんへのしつけの基本
2-1. 赤ちゃんには「叱る」より「教える」が大切
赤ちゃんに対しては、叱るよりも「こうするといいんだよ」と教える方が有効です。例えば、危ない物に触ろうとしたら「こっちは安全だから触ってみようね」と代替案を提案するだけでも、赤ちゃんは自然に危険を回避できるようになります。行動を正すよりも、どう行動すればいいかを教えることが大切です。
2-2. 怒りをコントロールするための方法
育児中、赤ちゃんの思うようにならない行動にイライラしてしまうこともあると思います。その時は、一度深呼吸をして気持ちを落ち着けることが効果的です。イライラしたまま接すると、赤ちゃんも不安を感じやすくなると言われています。「完璧な親じゃなくても大丈夫」と自分に言い聞かせ、冷静に対応することが育児のコツです。
2-3. 赤ちゃんの成長に合った接し方
赤ちゃんの月齢や成長段階に合わせた接し方を工夫することが大切です。例えば、新生児期は優しい声かけやスキンシップが中心ですが、1歳を過ぎる頃からは短いフレーズで「危ない」「だめだよ」と伝える方法が効果的です。赤ちゃんの反応を見ながら柔軟に接することで、しつけがスムーズになります。
3. 赤ちゃんに大きい声で叱るのはNG?
3-1. 大きな声が赤ちゃんに与える影響
赤ちゃんに大きな声で叱ると、驚いて泣いてしまうことが多いです。特に繰り返し大きな声を出されると、恐怖心を覚え、大人に対する信頼感が薄れる可能性もあると言われています。冷静で優しいトーンで話しかける方が、赤ちゃんは安心して行動を学びやすいです。
3-2. 声のトーンを意識するだけで伝わるもの
声のトーンや表情は、赤ちゃんにとってとても重要です。赤ちゃんはまだ言葉を理解することが難しいですが、声の調子や顔の表情から「良いこと」や「良くないこと」を感じ取ります。例えば、危険な行動をした時に「だめだよ」と低めのトーンで伝えるだけでも十分に伝わります。
4. 赤ちゃんは叱って理解できるの?
4-1. 赤ちゃんが「理解できる」ことと「できない」こと
赤ちゃんは、すべての言葉を理解するのは難しいですが、簡単な単語や繰り返し教えられることで、「やらない方がいいかも」と感じ取ることができます。ただし、叱られる理由を完全に理解するのはまだ先の話です。だからこそ、何度も根気よく伝えることが大切です。
4-2. 成長段階に応じた伝え方を意識しよう
赤ちゃんの成長段階に応じた伝え方を意識することで、しつけがスムーズになります。例えば、言葉が分かり始める時期には、簡単な言葉と動作を組み合わせて教えると効果的です。「それは触らないで」と言いながら、実際に手を優しくどけるなどの動作を見せると、赤ちゃんも理解しやすくなります。
5. まとめ:赤ちゃんには「伝える」を意識した接し方を
赤ちゃんへのしつけは、大きな声で叱るのではなく、優しく「伝える」ことを意識するのが大切です。赤ちゃんの行動の背景を理解し、ポジティブな方法で教えることで、赤ちゃんは安心して成長できます。日々の接し方を工夫しながら、赤ちゃんと一緒に育児を楽しんでいきましょう。
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