

最近はお利口さんにいうことをきくことが増えてきて「お、イヤイヤ期終わったか?」と思ってたら、奥さんの前ではめちゃめちゃキレることが逆に増えました。むしろいまからが本番だった。

マジで大声で叫ぶんですよねー…これどうにかならないのかな…奥さんのスマホを勝手に触ってたから注意したら「かーちゃんのじゃないでしょ!!」とか言うし…かーちゃんのだし!!
1. イヤイヤ期の「大きい声で怒る」行動とは?

1-1. イヤイヤ期に怒るのはなぜ?発達段階の特徴
イヤイヤ期は、子どもが「自分でやりたい!」という気持ちを強く持ち始める時期です。でも、自分の思い通りにならなかったり、言葉で上手く伝えられなかったりすると、怒りの感情が爆発してしまいます。特に「ダメ」「待ってね」などの制限をかけられると、納得できずに大きな声を出すことがよくあります。この時期の怒りは、成長の一環としてごく自然なもの。とはいえ、毎日のように大声で怒られると、親もヘトヘトになりますよね。
1-2. 子どもが大声を出して怒る主な原因
子どもが大声で怒るのには、いくつかのパターンがあります。例えば、「自分の思い通りにならない」「注意を引きたい」「疲れている」「お腹が空いている」など。特に、眠いときやお腹が空いているときは、ちょっとしたことで大爆発しがちです。また、親がイライラしていると、それを察して子どもも不安になり、怒りやすくなることもあります。まずは「なんで怒ってるのかな?」と冷静に考えてみることが大事ですね。
1-3. イヤイヤ期の怒り方のパターン(泣き叫ぶ・物を投げるなど)
イヤイヤ期の怒り方にはいろんなタイプがあります。「ただ泣き叫ぶ」「床に寝転がってジタバタする」「物を投げる」「親を叩く」など、それぞれ違った表現をします。中には、突然泣き出したと思ったら、次の瞬間ケロッとしていることも。親としては振り回されてしまいますが、子どもにとっては感情を出す大事なプロセス。とはいえ、危険な行動は放置できないので、適切な対処法を考えていくことが大切ですね。
このように、イヤイヤ期の怒りには理由があり、成長の一部として必要な過程でもあります。でも、毎回大声を出されると大変ですよね。次の章では、適切なしつけ方法について詳しく見ていきましょう!
2. 大きい声で怒ったときの適切なしつけ方法

2-1. まずは親が冷静になることが重要
子どもが大声で怒ると、ついこちらも感情的になりがちですよね。でも、親が怒ると子どもはさらにヒートアップしやすくなります。まずは深呼吸して、冷静な対応を心がけましょう。「うるさい!」と怒鳴ると逆効果なので、「大きな声を出さなくても、ちゃんと聞いてるよ」と落ち着いたトーンで伝えるのがポイントです。子どもは親の反応を見て学ぶので、冷静なお手本を見せることが大切です。
2-2. 子どもの気持ちを受け止める対応の仕方
大声で怒るのは、「わかってほしい!」という気持ちの表れです。まずは「〇〇したかったんだね」「イヤだったよね」と気持ちを言葉にしてあげましょう。それだけで、子どもは「わかってくれた!」と安心し、落ち着くことがあります。ただし、気持ちを受け止めるだけでなく、ダメなことは「でも、大きな声を出さなくても伝わるよ」と優しく伝えるのがポイントです。
2-3. 伝わりやすい声かけのポイント(肯定的な表現を使う)
「ダメ!」「やめなさい!」と否定的な言葉ばかりだと、子どもは反発しやすくなります。代わりに、「小さい声でお話ししようね」「こうするといいよ」と肯定的な言い方に変えるだけで、伝わりやすくなります。例えば、スーパーで「走らないで!」ではなく、「ここはゆっくり歩こうね」と言うだけで、子どもが受け入れやすくなることも。言葉の使い方を少し意識するだけで、イヤイヤ期の大声も減らせるかもしれません。
2-4. 一貫した対応をすることでルールを理解させる
毎回対応が変わると、子どもは「今日は大きな声を出せば通じるかも?」と考えてしまいます。だからこそ、「大声を出しても変わらない」という一貫した対応が大事です。例えば、お店で大声を出したら「落ち着いたらお話ししようね」と伝え、一貫して対応することで、徐々に子どもも学んでいきます。根気は必要ですが、「こうすればいいんだ」と理解させることで、少しずつ成長していきますよ。
子どものイヤイヤ期の大声には、親の対応次第で落ち着かせる方法があります。次は、大きな声を出さない工夫について詳しく見ていきましょう!
3. イヤイヤ期の子どもが大声を出さなくなるための工夫

3-1. 怒りの感情を表現する別の方法を教える
子どもが大声を出すのは、自分の気持ちをうまく表現できないから。「イヤ!」と言葉で伝えられれば、叫ばなくても済むこともあります。例えば、「小さい声でも伝わるよ」「怒ったら深呼吸しようね」と、別の表現方法を教えてあげるのが大事です。また、クッションをギュッと抱きしめたり、手をギュッと握ったりするのも気持ちを落ち着かせる方法のひとつ。少しずつ「怒りのコントロール」を覚えてもらいましょう。
3-2. 子どもの気持ちを事前に汲み取る(イヤイヤを減らす環境づくり)
子どもが「イヤ!」と怒る前に、何にイライラしやすいのかを把握しておくと、爆発を防ぎやすくなります。例えば、眠くなると怒りっぽくなる子なら、お昼寝や早めの就寝を意識するといいですね。また、おもちゃを片付けるのを嫌がるなら、「あと5分でおしまいだよ」と事前に声かけするだけで、スムーズにいくことも。小さな工夫で、イヤイヤのピークを減らせることがありますよ。
3-3. 子どもが落ち着けるルーティンを作る(安心感を与える習慣)
子どもは「次に何が起こるかわからない」と不安になりやすいもの。だからこそ、決まった流れを作ると、気持ちが安定しやすくなります。例えば、「ごはんの前に絵本を読む」「お風呂のあとにお気に入りのぬいぐるみを抱っこする」など、安心できるルーティンを作るのがポイント。ルーティンがあると、見通しが立てやすくなり、イライラが減って大声を出す機会も減るかもしれません。
3-4. 大声を出したときに冷静に対処する親の姿勢
子どもが大声を出したとき、親が焦って怒ると、逆にヒートアップしてしまうことがよくあります。そんなときは、まず「落ち着いた声で話す」「あえて静かに話す」ことで、子どもも自然とトーンを落としていくことがあります。また、興奮しているときは、言葉ではなく「優しく抱きしめる」「手を握る」など、安心させる方法を試してみるのも効果的です。冷静な対応を続けることで、子どもも少しずつ学んでいきますよ。
ちょっとした工夫で、大声で怒ることを減らせるかもしれません。次は、どうしても大声で怒ってしまう場合の対処法について見ていきましょう!
4. どうしても大声で怒る場合の対処法

4-1. 人前で叫ばれたときの対応(お店・公共の場など)
お店や電車の中で大声で怒られると、焦ってしまいますよね。でも、周りの目を気にしてすぐに叱るのは逆効果。まずは「ここでは静かにしようね」と落ち着いた声で伝えましょう。それでもおさまらないときは、一度その場を離れるのも有効です。静かな場所で「何がイヤだった?」と気持ちを聞いてあげると、少しずつ落ち着いて話せるようになります。とにかく親が冷静でいることが大切です。
4-2. 叱っても逆効果?避けるべきNG対応
つい「うるさい!」「いい加減にしなさい!」と怒鳴ってしまいそうになりますが、これを繰り返すと子どもも怒鳴るクセがついてしまいます。また、無理に押さえつけたり、「もう知らない!」と突き放したりすると、余計に感情が爆発することも。大事なのは、「大きな声を出しても伝わらないよ」と根気よく教えること。親が冷静に対応することで、子どもも学んでいきます。
4-3. 専門家に相談するべきケースとは
ほとんどのイヤイヤ期の大声は成長の一部ですが、極端に頻繁だったり、暴力を伴ったりする場合は、専門家に相談するのもひとつの手です。例えば、「何をしても落ち着かない」「家庭や保育園でも手がつけられない」と感じる場合は、小児科や子育て支援センターで相談してみるといいでしょう。早めに専門家の意見を聞くことで、親の負担も軽くなりますよ。
イヤイヤ期の大声には必ず理由があります。焦らず、長い目で対応していきましょう!
5. まとめ

イヤイヤ期の子どもが大声で怒るのは、自分の気持ちをうまく伝えられないから。成長の一環とはいえ、毎日のように大声を出されると親も大変ですよね。
大きな声で怒ったときのしつけは、まず親が冷静になることが大切。そして、子どもの気持ちを受け止めつつ、伝えやすい言葉を教えてあげましょう。「ダメ!」ではなく、「こうしようね」と肯定的な声かけを意識すると伝わりやすくなります。
また、大声を出さなくても済むように、イライラの原因を減らす工夫も有効です。眠い・お腹が空いているなど、怒りの引き金になりそうなことを先回りして対策してみましょう。落ち着くルーティンを作るのもおすすめです。
それでも大声を出すことはあります。そんなときは、公共の場では一度その場を離れる、親が冷静に対応するなど、状況に応じた対処が必要です。もし「どうにもならない」と感じたら、専門家に相談するのも一つの手。無理しすぎず、周りの助けも借りながら乗り切っていきましょう!